【ミナハ・復讐バス痴漢 #11】マッサージ機でイかされて……

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 「へへ……お前が大好きな電マだぞ」

 男はそう言って、ミナハの耳元で手に持ったマッサージ機の電源を入れる。それは、彼女がバスの中で男たちに何時間もからだを弄ばれ、イかされた道具だった。蜂の羽音のようなマッサージ機の振動の音を聞くと、その屈辱的な記憶がよみがえりそうになってしまう。

 男は卑しい笑みを浮かべながら、ミナハの首筋にそっと機械をあてがう。そして、端正な彼女のからだのラインをなぞるように、ゆっくりと動かした。

「……っ」

 機械のヘッドは、さらけ出された彼女のわきから、しなやかなくびれを通って、下腹部へと下りていく。本当にマッサージをされているかのような感触に、こわばらせていたミナハのからだから少しずつ力が抜けてくる。男はもっと彼女のからだを溶かそうとするように、じっくりと機械を動かしながら、弱々しい刺激を与え続けた。

「……っ、ぅ……っ」

 ミナハはわずかに吐息を乱してしまう。そして──少しずつ、からだに違和感を覚え始めていた。からだの奥の方から少しずつ熱くなってきて、全身が敏感になるような感覚……。ミナハが身じろぎすると、男は陰険な笑みを浮かべて、マッサージ機を彼女のへそから鼠径部の近くで何度も往復させる。

「……っ、ん……っ、ぅ……っ」

 その場所は、彼女の弱点のひとつで──バスの中で彼女のからだを散々弄んだ男は、そのことを知っていた。性的な感覚を受け入れ始めていた彼女のからだは、その刺激にも素直に反応してしまい、秘裂がぴくっとうごめく。男はそれを見逃さず、彼女の耳元で辱めの言葉を口にした。

「まだ当ててもないのにマンコヒクつかせてるなあ。よほど電マが好きらしいな」

「……っ」

 バスの中で彼女に望まない快感を与え、辱めた機械……そんなものを好きになるはずがない。ミナハは目隠しの向こうの男に強い視線を向ける。男はそれが分かっているかのように、彼女に屈辱を味わわせようと機械を動かした。

「へへ、ほら、お待ちかねの場所だぞ」

「あ……っ!」

 機械のヘッドが彼女の下腹部からそのまま下りてきて、秘所に当てられる。刺激が電流のようにからだに走り、ミナハはびくっと震えながら、喉の奥から飛び出したような声を上げてしまう。男はそんなミナハの反応にほくそ笑みながら、秘裂をマッサージ機で何度も撫で上げた。

「……っ、く……っ、ん……っ! はぁ……っ、んぅ……っ」

 虫のように彼女の秘所を這うじんわりとした快感に、ミナハは湿った吐息を漏らす。彼女が性感を感じている証拠のように、すぐに秘裂からは熱い蜜がにじみ出してきていた。自分のからだの反応に、ミナハは戸惑う。

(……っ、このくらい、さっきは何ともなかったのに……っ)

 バスの中で痴漢されている時は何時間も我慢できたはずの弱々しい刺激なのに、ミナハのからだの中では、その時とは明らかにちがう性的な快感が疼きはじめていた。それが一度イかされてしまったからなのか、目隠しされて縛られているからなのか……それとも別の何かのせいなのか、ミナハには分からなかった。困惑しながらも、ミナハは男が持つ機械から与えられる刺激に歯を食いしばる。

 しかし、男はミナハがそんな違和感を覚えているのを分かっているかのように、ニヤニヤと笑って彼女の反応を見下ろしていた。そして、彼女を言葉で責め立てる。

「おいおい、弱くしてやってるのに感じすぎなんじゃないか? もうマンコビチョビチョじゃねえか」

「……っ、ちが……っ、んん……っ!」

 ミナハは男の言葉をとっさに否定する。しかし、男はそんな彼女に快感を認めさせるように、機械の出力を上げる。ミナハの口からは言葉を遮って喘ぎ声が漏れ出してしまう。

「ほら、何が違うんだ? 答えてみろよ」

「……っ、んっ、んぁ……っ! く……っ、ん……っ!」

 男に挑発され、悔しい気持ちになる。しかし、ミナハにはいつもの憎まれ口を叩くこともできなかった。バスの中で絶頂させられたときに比べれば、機械の刺激はまだ弱いのに……熱を帯びた彼女のからだには、その振動が何倍にもなって響いてくるような感じがする。そして、それは快感となって彼女のからだの中で暴れまわっていた。

(からだがあつい……っ、我慢しないとだめなのに……っ)

 もうこれ以上、最低な痴漢男の前で、屈辱的な姿を見せたくなんかない……。ミナハはその思いで必死に耐える。無意識のうちに、ミナハは手足をもがかせて快感を逃がそうとする。しかし、少女の力で拘束具が外れるはずもなく、ただ金属音を響かせるだけだった。

 彼女のからだの反応が大きくなってくると、それは彼女が絶頂に近づいている証拠だった。男がそんな彼女に容赦するはずもなく、執拗に彼女の秘裂に機械をあてがい続ける。ミナハは歯を食いしばって、その感覚を封じ込めようとする。

「んんん……っ! ああ……っ! く……っ!」

 しかし、敏感にさせられた彼女のからだでは、弱い機械の刺激すら耐えることができなかった。

 

「んああ……っ、んんん────っ!」

 

 頭を真っ白にするような快感がミナハのからだを走り抜け、拘束台の上の彼女のからだがびくびくっと跳ねる。彼女の絶頂と同時に、秘裂がぴくっとうごめき、その間から透明な液体が糸を引いて垂れた。からだじゅうに力が入らなくなり、ミナハは熱い息を吐きながら、拘束台に吊り下げられるようにぐったりとした。

「へへ……もうイったのか?」

「……っ」

 こんな男に、また絶頂させられた──。悔しさに歯噛みしながも、あからさまにからだを反応させてしまったミナハには、否定することもできなかった。そんな彼女を見て、男はさらに言い募る。

「バスの中ではあんなに耐えてたのになあ。生意気なくせして、目隠し拘束プレイが好みのマゾなんだな」

「……っ!」

 男に一方的に決めつけられ、ミナハの心に怒りが込み上げてくる。ミナハは男に噛みつくように言い返した。

「……ち、ちがうっ! こんなの好きじゃ──っ、ひゃう……っ!」

 男はミナハが否定の言葉を口にするのと同時に、手つかずだった彼女の陰核に機械を当てる。突然刺激を与えられ、ミナハの口から甲高い声が漏れた。

「へえ。じゃあこれも我慢できるよなあ?」

 男はニヤニヤ笑いながら彼女の突起をいじめ続ける。今の彼女がその場所への刺激に耐えられるはずがないことは、男にも明白だった。彼女に屈辱感を与えるためだけの言葉だったが、ミナハは男の思い通りに乗せられて、その刺激に耐えようとする。

「くっ……、んんんん……っ!」

(だめ……っ、いまそこに当てられたら……っ!)

 しかし、いまだに絶頂の余韻を引きずっている秘所に、その刺激は効きすぎてしまうほどだった。もともと敏感な陰核が、さらに感じやすくなっていて──ミナハはこらえることすらできず、あっさりと二回目の絶頂を迎えさせられてしまう。

 

「あああ……っ、だめ……っ! んあぁぁぁ……っ!」

 

 ミナハのからだは、再び絶頂の快感に操られてびくびく震える。小さな機械に与えられる刺激にすら負けて、最低な男の前で恥ずかしい姿を見せてしまう……ミナハはそのことがたまらなく悔しかった。男はミナハの姿を見下ろして笑い声を上げながら、彼女に言う。

「おいおい、否定する割にずいぶん簡単にイくんだなあ。やっぱり縛られて興奮してるんだな」

「……っ」

 男の言葉にミナハは頭に血が上りそうになる。それでも──もしさっきみたいに反抗する言葉を口にしたら、また同じような屈辱を味わわされるだけ……。ミナハは喉元までせり上がってくる言葉を、唇を噛んで押し込めた。ミナハが何も言い返さないでいると、男は調子づいてさらにミナハに侮辱の言葉をかけた。

「へへ、認めろよ。縛られてレイプされるのが好きなマゾだってな」

「……っ、あ……っ!」

 そして、彼女をからかうように、形の良い胸の先端の小さな蕾を指でくすぐった。そんな刺激にさえ、ミナハは鼻にかかったような声を漏らしてぴくっと肩を震わせる。胸の先っぽを触られているだけなのに、ぞわぞわという快感が走って、からだの反応を抑えられない。

(……っ、こんなのおかしい……っ、ずっとからだが熱くて、敏感になっちゃってる……)

 男の言うとおり、本当に縛られて感じてしまう体質だったとしたら──。一瞬でもそんな想像をしてしまって、ミナハはかぶりを振った。痴漢男にこんなことをされるなんて、心の底から嫌だった。でも、だとしたらどうしてこんなに……。

 ミナハははっとする。もし男に眠らされてから目が覚めるまでの間に、何かされたんだとしたら……。

「……っ、あたしのからだに、何かしたでしょ……!」

 ミナハが言うと、男はニヤけた口調で言い返す。

「おいおい、言いがかりはやめろよ。お前が変態なだけだろ?」

 男のそんな口ぶりに、ミナハの疑念は確信に変わる。

(裸にして縛って……しかも、そんな卑怯なことまでするなんて、どれだけ最低なの……っ!)

 ミナハは、男への怒りが頂点に達してしまいそうになる。しかし、拘束されている彼女には、男に何をすることもできない。男はミナハを悠々と見下ろしながら、陰湿な口調で言った。

「そろそろ別の道具でも遊んでやるよ。お前を犯すためにいろいろ用意したんだよなあ」

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