右の男は彼女のショーツの上から秘所のあたりをそっとなぞる。ミナハは足を閉じようとしたが、両側から男たちに押さえられてる彼女にはそれもできなかった。そして、男はめざとく彼女のその場所の変化に気づく。
「おいおい、さっきよりもシミが広がってるじゃないか。乳首舐められるのがよほど気持ちよかったみたいだなあ」
彼女の淡いブルーのショーツの上には、はっきりと分かるほど、さっき男に見られたときよりも大きなシミができている。男はミナハを言葉で辱めるようにそう言ったが、ミナハは男の勝手な言い分にいら立ちながら、その言葉を否定した。
「ちがう……っ、あんなのが気持ちいいはずないでしょ……!」
「ならなんでこんなにパンツ濡らしてるんだ?」
男はシミになった部分を撫でると、濡れた生地が彼女の秘所に張り付き、ショーツの上にその場所の形が浮かび上がってくる。男はそれを視姦しながら、彼女に言い募った。
「こんなの、生理現象に決まってるでしょ。あんたたちがキモいことばっかりするから……」
ミナハは男の言葉をきっぱりと否定する。強気な態度を崩さないミナハに、男たちはさらに辱めを与えようとする。
「へえ。じゃあこの下がどうなってるか見せてもらうか」
「……っ」
男たちは欲望に満ちた視線を彼女のからだに向けながら、ショーツに手をかける。ミナハがからだをよじって抵抗しようとすると、男は言った。
「おい、抵抗していいなんて言ってないよなぁ? 大人しくしとかないと、可愛い妹ちゃんのエロ動画がどうなっても知らないぞ?」
「……っ」
男に言われて、ミナハの肩がぴくっと震える。もし葉月の動画がクラスや学校に知れ渡ってしまったら……。大切な妹がそんな辱めに遭うなんて、彼女にとっては何もよりもつらい想像だった。
「あんたたち、ほんと最低……っ」
憎まれ口を叩きながらも、ミナハは男の言葉に従わざるを得ない。そんなミナハの様子に、男たちは下卑た笑みを浮かべる。強気な女の弱みを握り、服従させて羞恥を味わわせる──男たちにとって、そのことはこの上なく興奮を高めるスパイスだった。
男たちは彼女の腰とショーツの間に手を滑り込ませ、少しずつ脱がせていく。引き締まった腰回りを見せつけるように、もともと下腹部をほとんど覆っていなかった彼女のホットパンツとショーツは、わずかに下ろされるだけでその場所が見えてしまいそうになる。徐々にしみひとつない彼女の恥丘があらわになり──あと少しで秘所が見えてしまうところで、左の男が彼女のショーツに指をかけながら言う。
「ほら、いいのかなあ? バスの中でおマンコさらけ出しちゃうよ」
彼女が抵抗できないことを知っていてそんなことを言う男を、ミナハは睨みつける。男たちはそんな彼女をじっくり辱めるように、ショーツをゆっくりとずらした。彼女の秘裂が露出してしまうと、男たちの卑猥な視線がその場所に注がれる。恥ずかしがったりしたら男たちの思うつぼ──ミナハはそう思って、その気持ちを抑え込む。そんな彼女に男たちはいやらしい笑みを浮かべながら、彼女を辱める言葉を口にした。
「へへへ……なかなかキレイなおマンコだねえ。しかもパイパンじゃないか。ツルツルで可愛らしいねえ」
「……っ」
部活動で水着姿になることが多い彼女は、アンダーヘアをすべて処理していた。水泳部の周りの女子たちもたいていそうしていたため、更衣室では何も感じていなかったが──男にその場所を見られ、指摘されると、恥ずかしさが募る。平静を装おうとしても、彼女の耳は赤く染まり、男たちに彼女の恥じらいを伝えてしまう。
「へへ、毛がないせいでクリもピンクのヒダも全部丸見えだなあ。どうだ? バカにしてた痴漢にマンコ見られる気分は」
「……っ」
嫌いな男に──しかも、よりによっていちばん軽蔑している痴漢たちに、見られてはいけない場所をさらけ出してしまうなんて……。そのことは、ミナハにとって耐え難いほどの屈辱だった。
(ほんと最悪……っ、こんな奴らに見られるなんて……)
少しでも男たちの視線から秘所を隠そうと足を閉じようとしても、両側から男たちの足に押さえつけられて動かすこともままならない。バスの中で胸も秘所もさらけ出したまま、隠すこともできない……。その羞恥は、ミナハの心を少しずつ蝕んでいく。さっきまで男たちに噛みつくようだった強気な少女の姿はなりを潜め、今の彼女はただ恥ずかしさを我慢しながら、悔しげに男たちを睨みつけるだけだった。男たちはそんなミナハにさらなる恥辱を与えようとする。
「ミナハちゃんのかわいいおマンコ、ちゃんと撮っておいてあげないとねえ」
左の男がもう一台スマホを取り出して、彼女の秘所にカメラを向け始める。見られるだけで恥ずかしくてたまらないのに、撮影までされて……彼女が唇を噛んでうつむくと、右の男はそんな彼女に言った。
「へへ、マンコ撮られて恥ずかしいか? もっとよく見えるようにしてやるよ」
「……っ」
男は彼女の秘所に手を伸ばし、割れ目に指を沿わせる。そして、彼女の秘裂をそっと押し広げた。左の男が持つカメラが彼女の秘所に近づき、その場所を大写しにする。
「へへへ……ミナハちゃんのおマンコ、中まで丸見えになっちゃったねえ。中もキレイなピンク色じゃないか。でも、ミナハちゃんのエッチなおつゆでびしょ濡れになっちゃってるねえ」
その言葉に、ミナハの顔が真っ赤に染まる。少女らしく恥じらう彼女の姿を愉しみながら、男たちは彼女の秘所をじっくりと撮影した。
「痴漢されてこんなにマンコヌルヌルにしてるとはなあ。いやらしい臭いまでしてきてるぞ?」
「……っ、やだ……っ」
いちばん見られたくない場所を見られ、撮影されながらなじられる……。あまりの羞恥にミナハは男たちから顔をそむけながら、からだを震わせる。しかし、男たちはそんな彼女の姿では満足せず、さらに彼女を追い込もうとし始める。