【柚乃・放課後羞恥調教】凪沙ちゃんに隠れてオナニーしてしまって…… #09

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(はぁ……っ、はぁ……っ、ん……っ)

 凪沙ちゃんが目の前にいるのに、あそこをいじってしまう。こんなことするなんて最悪だって分かってるのに、何度もぴりぴりとした気持ちよさがからだを走って、やめられなくなる。こんなこと、今までしたことなかったのに……。凪沙ちゃんがひどいことをさせられているときから濡れていたあそこからは、また新しい液体がとろっと流れ出て、太ももを伝って用具入れの底に落ちる。足に触れる冷たい感触で、用具入れの底に小さい水たまりができているのが分かった。

(あ……っ、んん……っ!)

 わたしは声を必死に抑えながら、あそこの上の方にある敏感な場所を指でいじる。凪沙ちゃんにひどいことをした二人の男子たちに、わたしは凪沙ちゃんの動画で脅されて、彼らの前でオナニーさせられて……。男子たちはわたしを恥ずかしくさせるようなことを言いながら、それをえっちな目で見てる……。

 自分の体の中で快感が膨れ上がってくるのを感じる。このままいじり続けたらいっちゃう……。わたしは指を止めようとしてみたけど、すぐに切なくなって、またいじりはじめてしまう。

 だめ……凪沙ちゃんがすぐそこにいるのに……。凪沙ちゃんが恥ずかしいことされてたのに……!

 どれだけ理性で止めようとしても、わたしの指は動きを激しくしちゃって……。そして、わたしはついに一線をこえてしまう。

 

(ん……、だ、だめ……っ、んん────っ!)

 

 わたしは左手で口を覆いながら、からだを縮こまらせてびくびくと震えた。からだ中で暴れまわる絶頂の快感に、ひたすら耐える。もし声を少しでも漏らしてしまったら、凪沙ちゃんにオナニーしてたのがバレてしまう──。わたしは奥歯をぎゅっと噛んで、口をつぐんだまま、快感の波が引くのを待った。

「はぁ……はぁ……」

 いっちゃった……。わたしは気持ちよさの余韻で座り込みそうになり、用具入れの中の壁にもたれかかった。けれど、用具入れはわたしが想像しているより狭くて、なにかにひじがぶつかった。

「……っ!」

 ガン、という音が鳴る。まずい……凪沙ちゃんに聞こえちゃったかも……!

 凪沙ちゃんはびくっと肩を跳ねさせて、用具入れの方を見た。心臓が痛いほどバクバクする。もし凪沙ちゃんがわたしがここにいたことを知って、しかも今のわたしの姿を見たら、どう思うだろう。凪沙ちゃんがひどいことをされているのに、それをこそこそ隠れて見ているどころか、オナニーまでしちゃってるなんて最低だ。しかも今のわたしは裸だし……。凪沙ちゃんはいろんな意味で失望すると思うし、きっともう二度とわたしと口を聞いてくれなくなる。そんなの嫌だ……。

 凪沙ちゃんは自分が裸なのを思い出したように涙を拭って、服を着はじめる。

 バレてない……?

 呼吸の音も聞かれてしまいそうで、わたしは息を詰めて凪沙ちゃんの着替えが終わるのを待つ。凪沙ちゃんはいつものブラウスとミニスカの格好になったあと、もう一度用具入れの方を見た。

(………っ!)

 一瞬目があったような気がしてドキッとする。でも凪沙ちゃんは不思議そうな表情をして、何事もなかったかのように制服姿で教室を出ていった。わたしは凪沙ちゃんがいなくなってからしばらく用具入れの中でじっとして、それから教室に出た。

 よ、よかった……。わたしは足の震えのせいでまともに立っていられなくなり、教室の床にしゃがみ込む。もし凪沙ちゃんに見られていたらと思うと、背筋が凍る思いがする。

 でも……わたしはさっき、自分が用具入れの中でしていたことを思い出して、恥ずかしくなる。凪沙ちゃんが男子たちにひどいことをされているのを見て、自分もあんなふうにされているのを想像して……しちゃうなんて……。

 今日男子に「羞恥好きの変態」って言われたことを思い出す。わたしってもしかして、ほんとうにそうなのかもしれない……。そう思ってしまってから、わたしは頭を振った。恥ずかしいのが好きなはずない。今裸でいることだって、誰かに見られたらって思うとすごく怖いし、これから外に服を取りに行かないといけないのもすごく嫌だ。

 突然スピーカーからチャイムが鳴ってびっくりする。下校時刻を知らせるチャイムだった。もうそんな時間なんだ……。わたしはカーテンに隠れて、窓の外を見下ろした。下校する生徒がちらほら見える中で、わたしの制服は、この教室の真下の植え込みに載っていた。わたしは自分の服が誰かに取られていなくて安心する。あそこなら、たぶん下校している生徒にも見つからない。

 わたしはどの廊下と出口を通ってあそこまで取りに行くかを考えながら、下校する生徒たちが途切れるのを待った。

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