「へへへ……おい、ちゃんと撮れたか?」
「ああ、全部撮れてるぜ。また男子のおかずが増えたな」
そっか……。あたしの犯されてる姿も、また全部撮られちゃったんだ……。クラスの男子がまたあたしのこんな姿を見て楽しむのかと思うと、すごく恥ずかしい。でも、男子はもっとひどいことを言う。
「なあ、スマホ貸せよ。事後マンコも撮っといてやろうぜ」
「ああ、いいなそれ」
あたしを犯した男子は、もう一人の男子からスマホを受け取って、あたしの股の間から撮影しはじめる。
「へへ……ぐちゃぐちゃでなかなかエロいな。中も映すか」
男子はあたしのあそこの入り口を指で広げて、あそこの中にカメラを向けた。そんなことをされても、縛られているあたしには、足を閉じることもできなくて……あたしはぎゅっと目を閉じて恥ずかしさに耐えた。
「いやぁ……っ」
男子に開かれたあそこの入り口から、何かがこぼれるような感じがする。男子はそれを見て、ゲラゲラ笑った。
「おい、見ろよ、ザーメン溢れてくるぞ!」
「うわ、お前どんだけ出したんだよ。汚えなあ」
もうやだ……こんなの恥ずかしすぎる……。あたしは我慢できなくなって、男子の前で泣き出してしまう。
「ひぐ……っ、も、もうやめてぇ……っ」
顔を真っ赤にしながらぽろぽろ涙をこぼすあたしに、男子は大笑いしながら、満足するまであたしのあそこを撮りつづけた。あたしがすすり泣きながらそれに耐えていると、男子は最後にあたしの裸と顔を撮影してから、やっとスマホをしまう。
「へへへ、俺達に逆らったらどうなるか分かったよなあ? またマン毛生えてきたら、ちゃんと剃ってくるんだぞ?」
「……っ」
ひどい辱めに心を折られてしまったあたしは、もう男子に対して強気に振る舞うことなんかできなかった。しゃくりあげるあたしを、男子たちは優越感に満ちた表情で見下ろしていた。
***
学校のシャワールームで息をつく。あんな姿で柚乃のいる部屋に帰れるわけがない。それに、寮の浴場は他の子もいるから、こんなことできない……。
自分のあそこを手で開くと、男子に出されたものが流れ落ちてくる。白っぽくて、どろどろした液体……。それは、あたしのあそこからシャワールームの床に糸を引いて垂れた。
その液体を見ると、あたしが男子に汚されちゃった証拠みたいな気がして、すごく悔しくなる。早く出さないと……。そう思っていても、男子の精液はいつまでもあたしのあそこから垂れてくる。
「……っ」
あたしは中に指をそっと入れて、男子に出されたものをかき出そうとする。中の壁をなぞると、まだ男子の精液がべったりついていた。指で中の壁をなぞってそれを取っても、そのぬるぬるした感触はなかなか落ちない。
「ん……っ」
あたしはシャワーの勢いを弱めて、あそこに当てる。中にお湯を入れて洗うと、少しずつ男子のものが流れ落ちていく。でも、指と違ってシャワーは広い範囲に当たっちゃうから、敏感な突起のところも刺激しちゃって……そんなことしたくないのに、ぞくっとした感覚が背筋を走る。
「……っ」
こんなことしてる場合じゃない……。あたしは首を振って、男子のものをかき出すことに集中する。男子のものがきれいに落ちるころには、あたしは少しだけ呼吸が荒くなって、あそこはじんわりと湿ってしまっていた。
「……っ、ほんと最低……っ」
あたしはあそこにシャワーを当てるのをやめて、男子に舐められたおっぱいや耳を洗い流す。全身から男子の臭いを落として、一息つくと、今日男子たちにされたことを思い出してしまう。
この前男子にひどいことをされて、イっちゃったのは、何かのまちがいだったかもしれない──あたしはそう思い込もうとしてたのに、今日も男子に恥ずかしいことをたくさんされて、あそこを舐められて、レイプされて……気持ちよくないって何度も否定しようとしたのに、何回もイかされちゃって……。
男子が言っていた「マゾの変態」という言葉が頭をよぎって、あたしは必死に打ち消そうとする。あたしは男子にひどいことをされて、喜んでなんかない。今日だってすごく恥ずかしくてつらかったし……。
でも……もしあたしがあんなふうにレイプされて何回もイっちゃったって知ったら、柚乃はあたしに失望するに決まってる。柚乃は、むかし男の人にひどいことをされて、そのことを思い出してつらい思いをしているのに、親友のあたしがそんなふうだったら、きっと嫌いになる……。
柚乃は大切な親友で、ルームメイトで……あたしは柚乃のことが大好きだった。だから、嫌われたくなんかない。
だったら、どんなひどいことをされても、我慢しないと。あたしが柚乃を守るんだから──。