「そ、そんな……」
早く制服を返してもらって、凪沙ちゃんのいる寮の部屋に帰りたいのに……まだ何かさせられるの?
「あ……っ!」
おじさんはわたしの水着のおしりを覆っている部分を横にずらした。頼りない水着でも、一応わたしのおしりを守ってくれていたものがなくなって、わたしの恥ずかしいところがすべておじさんの目の前にさらけ出されてしまう。おじさんはあらわになったわたしのおしりをじっくりと見ていた。
「へへ……可愛いアナルだねえ。柚乃ちゃんの恥ずかしいところは全部撮っておいてあげるからねえ。今日だけで半年分のオカズができそうだ」
もうやだ……おしりの穴をさらけ出したこんな姿を撮られちゃうなんて、恥ずかしすぎる……。
オカズ、っていうのがどういうことかわからないけど、いやらしい目的で使うんだってことはなんとなくわかった。おっぱいやあそこやおしりが映ってるわたしの映像を何度も見られちゃうのかも……。
おじさんはもっと奥まで見ようとするように、わたしのおしりをつかんで左右に広げた。おしりの穴は、さっき男子に見られるまではほんとうに誰にも見られたことがなかったから、あそこよりもずっと恥ずかしい。でも隠したりしたら、また怒られる……。わたしはおじさんが満足するまで、ぎゅっとシーツをつかんで必死に耐えた。
「アナルの中まで丸見えだねえ。ヒクヒクしてるよ。どれどれ……」
わたしのおしりを広げたまま、おじさんは顔を近づけてくる。おしりの間のところにおじさんの鼻息がかかって、むずかゆくなって……反応したくなんかないのに、自分でもそこがぴくっとしてしまうのがわかる。
「ひゃっ!?」
いきなり、おしりの穴のところに生あたたかいぬるっとしたものが触れて、わたしはすっとんきょうな声を上げる。おじさんに何をされてるか、からだの感覚ではわかるけど、頭の中では信じられなくて……でも、おしりに触れる感触やおじさんの唾液の音が、それがまちがいないってことを伝えてくる。
「そんなところ、舐めないでぇ……っ!」
おしりの穴を舐められるなんて……ほんとに信じられない……。今日はクラスの男子にも後輩の男子にも恥ずかしいことをたくさんさせられたけど、今されてることは、今までにされたどんなことよりも、とびきり恥ずかしかった。だって、わたしはちゃんときれいにしてるつもりだけど、それでもふつう汚いところで……そんなところの味とかをもし感じられたりしたら、死んじゃうくらい恥ずかしい……。
わたしはおじさんの顔からなんとかおしりを離そうとしたけど、おじさんはわたしのおしりを強い力でぎゅっとつかんでいて、ほとんど身動きが取れなかった。おじさんの舌は、広げられたわたしのおしりのまわりをねっとりと這ってから、入り込もうとするみたいに先っぽで何度かわたしのおしりの穴をちょんちょんとつついてくる。
「や、やめてぇ……、ほんとにやだからぁ……っ!」
わたしが泣き出しそうな声で言っても、おじさんはやめてくれなくて……それどころか、わたしのそんな姿に興奮しているみたいに、目の前でおじさんのものはビクっと震えていた。そして……一番恥ずかしいところにおじさんの舌がゆっくりと入ってきて、ほぐすみたいに浅いところを何度も出たり入ったりをくり返した。
「あうぅ……、やだぁ……っ」
どれだけ嫌だって思っていても、気持ち悪い舌の動きに、わたしのおしりはゆるめられてしまう。ぬるぬるしたものが、少しずつおしりの深いところに入りはじめる。わたしはそれを拒みたいのに、おしりの穴を手で広げられて、舌でほぐされたせいで、うまく力をいれることができなくて……おじさんにされるがまま、わたしはおしりを舌で弄ばれてしまう。
「ん……っ、はぅ……っ」
おじさんの舌が出たり入ったり、中でうごめいたりするたびに、今までに味わったことのない感覚が走る。からだじゅうがぞわぞわして震えるような、変な感じ……。その感覚のせいか、またあそこが切なくなってきてしまう。わたしのそんな反応を見てか、おじさんは舌の動きを止めて言った。
「おやおや? あそこがまたヒクヒクしてきたねえ。もしかして、おしり舐められて感じてるのかな?」
「……っ!」
そんなはずない……! わたしはその変な感覚を打ち消そうと首を振る。絶対にいじられちゃいけないところをいじられて、こんなに恥ずかしい思いをしてるのに、あそこが反応しちゃうなんて、そんなのほんとに変態になっちゃう……。
でも、おじさんはわたしの恥ずかしさをもっとあおるように、おしりに舌を入れたまま、じゅるじゅると音を立てて吸いつきはじめた。
「いやぁ……っ!」
おしりの中の何かを吸い出されるような感じがして、背筋が引きつるようなぞわっとした感覚が走る。もしかしたらおしりの味を味わわれてるかもしれない……そう思うと、気が遠くなるくらい恥ずかしい。わたしはもうほとんど泣き出してしまいそうだった。
でも、わたしは、凪沙ちゃんのことを思い出して涙をこらえた。凪沙ちゃんは男子にどんなに恥ずかしいことをされても、つらいことをさせられても、わたしの前で一度もそんな顔を見せなかった。それどころか、わたしを抱きしめていっしょに寝たりしてくれて……ほんとにつらかったのは凪沙ちゃんの方なのに、わたしを慰めてくれていた。だから、わたしは絶対にくじけちゃだめだ。これからは、わたしが凪沙ちゃんを守るんだから……!
わたしがそうやって心を奮い立たせて、おじさんの辱めに耐えていると、おじさんはやっとわたしのおしりから舌を抜いた。
「柚乃ちゃんのアナルは酸っぱくて薄味だなあ。おじさんはもっとムッとするような味のアナルが好みだけどねえ。そうだなあ……凪沙ちゃんなんか、エッチな味がしそうだよねえ。気が強い凪沙ちゃんをたっぷり恥ずかしい目に遭わせるのなんて、なかなかそそるシチュエーションだよねえ」
「……っ、そ、そんなの絶対だめっ!」
おじさんの言葉に、わたしは血の気が引くような思いで言う。大好きな親友がこんなことをされているのなんか、想像すらしたくなかった。
「へへ……柚乃ちゃんは友達思いだねえ。ならもっと頑張ってもらわないとねえ」