あたしの悲痛な声も無視して、男子はそのままゆっくりと機械を下に移動させた。刃物が肌をなぞるこそばゆい感触と一緒に、シャリシャリとあたしのあそこの毛が切られていく音が聞こえて、あたしは泣きそうになってしまう。
「へへ、見ろよ、どんどんマン毛無くなっていくぞ」
「やだぁ……っ!」
男子たちは大笑いしながら、あたしのあそこの毛が剃られていく様子を見たり撮影したりしていた。あたしは恥ずかしくてたまらなくなって、ぎゅっと目をつむる。男子はあたしのあそこに何度も機械を沿わせて、毛を処理していく。刃先があそこの近くを撫でると、むずかゆいような感覚が襲ってきて……こんなに屈辱的なことをされてるのに、からだが反応してしまいそうになる。
「……っ、うぅ……っ」
これ以上あそこの毛を剃られたくない気持ちと、早く終わってほしい気持ちで頭の中がぐちゃぐちゃになってしまいそうになる。男子はしつこいくらい何度もあそこに機械を当てて、じっくりとなぞった。何度目かのとき、あたしは我慢できなくなってしまって、ついに吐息を漏らしながらからだをぴくっと反応させてしまう。
「ん……っ!」
あたしのそんな反応を、男子が見逃すはずもなくて……男子は喜々としてあたしをなじってくる。
「へへへ……おいおい、今マンコヒクつかせてたよな? まさかマン毛剃られて感じてるんじゃないだろうなぁ」
「……っ、ち、ちがう……っ」
あたしは首を振って否定したけど、男子はわざと割れ目の近くに機械を当てて、何度も往復させはじめる。敏感なところをなぞられるこそばゆさと、機械の微弱な振動のせいで、男子たちの前であたしはまた反応してしまって……。
「へへ、おい見ろよ、こいつ濡らしてるぞ」
「……っ!」
男子はそう言いながら、あたしのあそこに指を入れた。男子の指にはあたしのあそこから溢れた液体が付いて、光を反射していた。男子がカメラの前で指を開くと、その液体は糸を引いて垂れる。
「マン毛剃られて濡らすほど興奮するとはなあ。やっぱりお前、マゾの変態じゃねえか!」
「ち、ちがうぅ……っ」
濡れちゃうのは生理現象で、興奮してるわけじゃないのに……信じられないくらい恥ずかしいことをされて、折られかけていたあたしの心では、男子に反論することもできなかった。男子があたしを辱めて大笑いしているのに、あたしはうわ言のように否定することしかできない。
男子たちはあたしのあそこが反応するたび、あたしをいじめる言葉を言いながら、じっくりとあたしの恥毛を剃った。あたしのあそこがほんとうにつるつるになるまで、何度も何度も刃先を動かして……。あそこの毛を刈られるたびに、あたしの心は男子に痛めつけられてしまう。もう言葉で抵抗する気力さえなくしていると、男子たちはやっと満足したのか機械の電源を切った。
「へへ、こんなもんだろ。ほら、見ろよ、ツルツルになったぞ」
男子はあたしのあそこの毛を払いのけてそう言った。男子たちの視線とスマホのカメラが、男子に毛を剃られてしまったあたしのあそこに向く。
「ガキみたいなマンコになったなあ。割れ目も丸見えだぞ」
「……っ」
男子の下品な笑い声が聞こえる。さっきまで少しは毛で隠れていた部分も、剃られちゃったせいで全部見られて、撮られてるんだ……。そう思うと恥ずかしすぎて、あたしの目から涙がぽろっとこぼれてしまう。男子たちはそれを見て、あたしの羞恥の表情を楽しむようにカメラを向けた。
「どうだ? パイパンにされた気分は。小学生みたいなマンコにされちゃったなあ」
こんな卑怯な男子たちに泣かされてしまったのが悔しくて、あたしは唇を噛みしめる。そして、しゃくりあげながら男子に言った。
「……っ、あんたたち、ほんと最低……っ」
あたしの言葉に、男子たちはまた笑い声を上げる。そして、男子の一人は机に落ちたあたしの毛を拾って言った。
「これが美沢のマン毛か。これ持って帰っていいか?」
「好きにしろよ。お前はホントマニアックだよなあ」
あたしのあそこの毛を欲しがるなんて、ほんとに男子って気持ち悪い……。男子がそれで何をするかなんて想像したくもなかった。裸で縛られたままのあたしは、そんな寒気がするような想像を追い払って、男子に言う。
「気が済んだなら早く放してよ……」
あたしがそう言うと、男子はあたしを見下ろしながらニヤニヤ笑って、ゾッとするようなことを言う。
「おいおい、こんなの余興に決まってるだろ?」