この前、男子に処女を奪われたときに教え込まれた、あたしのからだの弱いところ……。そこをいじられたら、嫌なのに感じちゃうってことは、あたし自身がいちばんよくわかっていた。でも、縛られたままのあたしには、そんなことをされても抵抗なんかできない。ニヤけながらあたしの胸に手を伸ばしてくる男子を、あたしは睨みつけることしかできなかった。
男子は両手をあたしのおっぱいに沿わせて、ねっとりと揉み込んでくる。そしていやらしい目で見ながら、あたしの両方のふくらみを真ん中に寄せた。制服でもチアの衣装でも、もともと不格好なくらい大きくて目立っちゃうから、気にしてるのに……そんなことをされると、谷間が深くなって、あたしのおっぱいは余計に大きく見えてしまう。
「へへ、エロい乳だよなあ。たまんねえ」
あたしの中で男子のものがビクッと震えながら固くなって、興奮してるのが伝わってくる。その興奮に任せて、男子はまた激しくあたしのあそこに出し入れし始める。
「ん……っ、ん……っ、んん……っ!」
硬くなった男子のものは、あたしの中の壁に擦れて、そのたびにまたあの感覚がからだを溶かそうとしてくる。あたしは喉からすべり出てしまいそうな声を、口をつぐんで何とか押し殺そうとした。でも、男子はさっきの言葉どおり、あたしの弱点をいじめてくる。
「あ……っ!」
男子はあたしのおっぱいを押さえていた両手の親指と人差し指で、先っぽをきゅっとつまんだ。あたしはぴくっとからだを反応させながら、短く声を漏らしてしまう。
「へへへ、すぐ固くしやがって。巨乳のくせに乳首も弱いんだなあ。とことん男を喜ばせるためみたいな体だな」
「……っ!」
男子の勝手な言葉に悔しさが募る。あたしのいちばんのコンプレックスを、そんなふうに侮辱されて……あたしは男子に噛みつくように言い返す。
「ちがう……っ! 勝手なこと──っ、きゃうぅ……っ!」
あたしがそう言おうとすると、男子はいじっていたおっぱいの先っぽをいきなり強く指で弾いた。痛みと敏感な場所への強い刺激に、あたしの口から鳴き声のような声が出てしまう。男子たちはそんなあたしに大笑いした。
「へへへ、まだ威勢がいいなあ。じゃあお前が大好きな乳首いじりながらイかせてやるよ」
男子はあたしのおっぱいの先っぽをこね回しながら、腰を動かしてくる。先っぽに与えられるじんわりとした快感と、あそこを男子のものに擦られる刺激が、少しずつあたしのからだをむしばもうとしてくる。
「あ……っ、ん……っ、く……っ」
つぐんだ口から、湿った吐息が漏れてしまう。もうイかされたくなんかない……。あたしは男子の責めを必死に耐えようとしたけど、男子は追い打ちをかけてくる。
「────っ、ああ……っ! そ、それだめ……っ!」
男子は人差し指の爪の先で、あたしの乳首をカリカリと引っかいた。男子の責めで尖らされた先っぽに、むずかゆい刺激が襲ってきて、あたしはからだを悶えさせる。あたしが正直な反応を返してしまうと、男子はそれをしつこくやり続けた。
「へへへ、どうだ? 乳首気持ちいいか?」
「んあああぁ……っ! これやだっ、やめてぇ……っ!」
あたしは縛られたからだを必死によじって、その責めから逃れようとする。でも、男子はあたしのおっぱいをつかんで、その先っぽを何度も何度も、すばやく引っかいてくる。両方のおっぱいの先っぽに鋭い刺激を与えられて、あたしのあそこはきゅうきゅうっと男子のものを締めつけた。
「だ、だめぇ……っ!」
イかされたくなくて、こんなに我慢しようとしてるのに……あたしのあそこは、男子のものが擦る感触を感じ取ってしまう。それに、おっぱいの先っぽからは、ずっと頭を真っ白にするような刺激が走って……あたしは──。
「────っ、んんんん────っ!」
またからだをびくびくっと痙攣させて、絶頂してしまう。からだじゅうが快感で覆い尽くされて、あたしは何も考えられなくなる。あたしがイっても、男子はおっぱいの先っぽを引っかく指の動きを止めなかった。何度も腰をがくがくさせてしまうあたしを見て面白がりながら、男子はあたしの弱点をいじめ続けた。
「……っ、はぁ……っ、はぁ……っ」
やっと絶頂が収まって、あたしは息を荒げながらからだをぐったりさせる。またイかされちゃった……、しかも、あたしが自分のからだの中でいちばん嫌いな、おっぱいをいじられながらなんて、すごく屈辱的なやり方で……。
あんなことをされて感じてしまう自分のからだに、あたしは悲しくなる。でも、男子はそんなあたしの心の傷をえぐるように、まだあたしの胸の先端をいじってくる。
「あ……っ!♡」
男子はあたしのおっぱいに顔を近づけて、先っぽを口に含んだ。そして男子の指で尖らされたその部分を、舌でなぞりあげる。イかされたばかりのあたしは、反応を隠すこともできなくて……敏感な先っぽを男子のざらざらしたものに撫でられる感触に、甘い声を上げてしまう。
「ん……っ、んん……っ♡」
「へへへ……」
男子は鼻息を荒げながら、口に含んだそれを吸い始めた。じゅるじゅるとよだれの音を立てながら、まるで出るはずがないおっぱいを吸い取ろうとするみたいに……。そして、時おり歯を立てて甘噛みしたり、舌でなぞったりしてくる。
「ああ……っ、ひゃ……っ♡ あん……っ!♡」
男子のひとつひとつの責めに、あたしは素直に反応する。からだがびくっと震えて、口からは男子を喜ばせるような喘ぎ声が漏れてしまう。それに、男子のものを入れられたままのあそこは、ひくひくと何度もうごめいて、新しい液体をにじみ出させていた。
こんなことされて、すごく恥ずかしくて、ほんとに嫌なのに……なんで感じちゃうの……?
あたしは自分の体質が嫌になって、目を伏せる。男子はあたしのおっぱいをたっぷり口で堪能したあと、やっと顔を離した。
「へへへ、最高に美味かったぞ。美沢のおっぱい、ずっとしゃぶりつきたかったんだよなあ。お前もエロい声出しながらずっとマンコヒクつかせてたよなあ」
「……っ」
言葉でも辱めてくる男子に、あたしは何も反論できなくて……。黙ったまま目をそらすあたしを、男子たちは征服欲に満ちた目で見下ろしていた。