【凪沙・羞恥凌辱 #10】弱い耳を舐められて……

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  「へへへ……」

 あんなにあたしをいじめたのに、男子は飽きもせずに腰を動かしてくる。

「あ……っ、んん……っ! も、もうやめて……」

 三回も絶頂を味わわされたせいで、あたしはもうへとへとだった。それに……信じられないくらい恥ずかしいことをされたあと、嫌いな男子に犯されて、イかされて……卑怯な男子に対して弱気にならないって決めていたあたしでも、もうそんな気力も湧かなかった。なのに、男子のものはあたしの中で固くなったままで、まだあたしのからだを弄ぼうとしているのが分かってしまう。

「へへ、あの美沢がずいぶん可愛くなったなあ。でもよぉ、まだ弄ってないとこあるよなぁ?」

「……っ」

 まだ男子にいじられてない、あたしの弱点……。あの日、男子に教え込まれたその場所をいじられるのは、おっぱいやあそこの近くの突起やあそこの中と、同じくらい嫌だった。男子はあたしの想像どおりの場所をいじくろうと、あたしに顔を近づけてくる。あたしはいやいやをするように首を振って、男子に抵抗しようとした。

「やだ……っ! あう……っ!」

 でも、そんなあたしの抵抗は、男子に簡単に封じられてしまう。男子が片腕であたしの首の根元を押さえつけると、あたしは頭を動かせなくなる。

「耳いじられるのがそんなに嫌か? 楽しみになってきたな」

 それどころか、あたしが嫌がったせいで、男子の嗜虐心まで刺激してしまって……男子は薄ら笑いを浮かべながら、あたしの耳に口元を近づけてくる。そして、ふーっと息を吹きかけた。

「あ……っ!」

 それだけで、あたしのからだはぴくっと跳ねて、喉から声が漏れ出してしまう。あたしのそんな姿を見て、男子は笑い声を上げた。

「おいおい、弱すぎだろ。息吹きかけただけでビクビクしやがって」

「……っ」 

 男子の言葉に、あたしは唇を噛む。あそことかおっぱいの先っぽとかは、ほかの女の子でも感じちゃう場所だから、自分にも言い訳できたけど……あたしみたいに耳が敏感な子は、きっとほとんどいない。そこをいじられて感じちゃうなんて、自分が変態になったみたいですごく恥ずかしかった。

 男子はそんなあたしの気持ちを分かって、あたしを変態だって教え込むみたいに、耳を責めてくる。

「ああ……っ、んん……っ!」

 男子はカサついた唇であたしの耳たぶを挟んで、そのまま舌でれろれろと舐め上げてくる。好きでもない男子にこんなことをされて、ほんとに気持ち悪いのに……背筋にしびれるような感覚が走って、からだに力が入らなくなる。男臭い息が耳元に当たると、ぞわぞわっとからだじゅうに鳥肌が立つような感じがして、ぴくっと反応してしまう。

 男子はあたしの耳の全部をいじめ尽くそうとするみたいに、耳たぶを唇でついばみながら舌を動かした。あたしはそのたびにくぐもった声を漏らして、からだを震わせる。あたしの耳の外側をすべて舐めてしまうと、男子の舌はあたしの耳の後ろに這ってくる。

「んあぁ……っ!♡ 」

 ぞくぞくっと身震いするような感触がからだに走る。そして、また男子に媚びるみたいな甘い声が口からこぼれちゃって……なんとか抑えようとしても、舌が行ったり来たりすると、抑えが効かなくなっちゃう……。

「へへ、ここなかなかいい味するな。お前がいつも振りまいてるエロい匂いを濃縮した味だぞ」

 男子にそんなことを言われて、顔が熱くなる。あたしは匂いには気をつけてるから、えっちな匂いなんて振りまいてないって思いたかったけど、男子はあたしの匂いをそんなふうに思ってるのかもしれなかった。そして、それはたぶん今みたいに汗ばんでるときなんかの匂いで……耳の後ろを舐められてそれを味わわれてるって思うと、恥ずかしくてたまらなくなる。

「やだぁ……っ、やめてぇ……っ! んんぁ……っ♡」

 あたしが懇願するように言っても、男子はその場所を舐め続けた。恥ずかしさと、耳からもたらされる甘いしびれに、頭の中がぐちゃぐちゃになりそうになる。それでも必死に理性を保とうとしていると、男子が耳元で囁いてくる。 

「へへ、よほど耳が好きみたいだなあ。乳首の時よりもマンコがギュウギュウ締めつけてきやがる。生意気なくせに耳が弱いなんて可愛いところあるじゃねえか」

「……っ」

 ちがう、こんなの好きじゃない……。男子にバカにするように言われると、忘れそうになっていた悔しい気持ちがまた芽生えてくる。でも、男子はそんなあたしの反抗心をへし折ろうとするみたいに、あそこに入れたままの性器を、いきなり奥まで差し込んだ。

「んあああ……っ!♡」

 男子の硬いものに奥まで犯される感触に、自分でも信じられないようないやらしい声を出してしまう。男子はあたしのからだに覆いかぶさってきて、むさぼるように腰を振り始めた。

「あっ、ああっ、んんっ♡ だ、だめぇ……っ♡」

 男子はあたしのあそこを突き回しながら、右耳の穴のまわりに舌を這わせてくる。生温かくてぬるぬるした、ナメクジみたいなものが、耳の穴の中に入り込もうとしてきて……からだを襲うぞくぞくという感覚が止まらなくなる。そして、それに応じるように、あたしのあそこはどんどん液体をにじみ出させてしまって……男子のものが出入りするたびに、ぐちゃぐちゃといやらしい水音が鳴っていた。

「も、もう耳やめてぇ……っ!♡ ひゃん……っ♡」

 あそこの中も、耳も、全部男子にかき回されて……気持ちよくなんかないはずなのに、あたしのからだは快感を覚えてしまう。そして、またイっちゃいそうに──。

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