「んん……っ!」
男の硬くて熱いものが、あたしの秘所に入ってくる。さっきまで太い器具を入れられていたせいで、あたしの意思を裏切って秘所は簡単に男のものを受け入れる。
「うお、こいつのまんこ最高だぞ! 中のひだが絡みついてくる!」
男子はもう抑えきれない様子で、すぐに陰茎を出し入れし始める。さっきの女子たちの責めで慣らされたからか、犯されているのに痛みを感じることもなかった。男のものが気持ち良い場所をこするたびに、あたしは声を出しそうになる。
「んん……っ! あ、……っ、ああっ……!」
あたしが犯されている様子をスマホで撮影しながら、女子は言った。
「だそうでーす。凪沙ちゃん、よかったですねー。凪沙ちゃんも気持ちいいですか?」
「……っ、そんな、わけっ……あああっ!!」
あたしが反論するタイミングを見計らって、あたしの弱い場所を突いてくる。あたしはなすすべもなく喘ぎ声を上げさせられてしまい、女子はそれに大笑いする。
「チッ、俺も早くやりてえ。なあ、そこに余ってる女使えないのか?」
もうひとりの男がそう言う声が聞こえた。
「えー、どうしよっかなあ。でもまだ処女だからかわいそうだしー……あ、そうだ、じゃあ星川が口でしてあげたら?」
「だ、ダメっ! あ、あたしが口でするから、葉月には手を出さないでっ!」
あたしはそう叫んだ。しかし、あたしを犯す男がニヤニヤ笑って言った。
「お前の相手は俺だろ? おらっ!」
「んんんんんっ! そ、それやめぇっ……!」
女子たちにいじられたせいで敏感になっている陰核を、男は指でしごいてくる。あたしはそれだけの刺激で絶頂させられそうになってしまう。今のあたしに二人の相手なんてできるはずがない。でも、葉月に手を出させないために、なんとかしないと──。
「や、やります……っ」
葉月が震える声でそう言うのが聞こえる。
「葉月、ダメっ! そんな奴らの言うことなんてっ、聞かないくていい──んんっ! ちゅ……っ」
男はあたしにキスをして、言葉を遮る。あたしは胸を揉まれながら、男に舌をねじ込まれる。男のなめくじのような舌があたしの口の中を舐めまわり、唾液が絡まる音が響く。
「んちゅ……れろ……んぁ……っ!」
あたしの口の中が男の唾液でいっぱいになり、口の端から垂れる。キスで興奮しているのか、あたしの膣内で男のものがびくびくと跳ねるのが伝わってくる。しばらく男はあたしの唇と口内を堪能していたが、息苦しくなったあたしが首を振ると、唇を離した。
息を整えながらもうひとりの男の方を見ると、葉月が泣きそうになりながら男の前にひざまずき、男のものを舐めていた。一年生をいじめから守れなかった上に、葉月にフェラまでさせてしまった──自分の情けなさに涙が出そうになる。あたしがショックを受けているのが分かったのか、男は笑みを深くした。
「葉月ちゃんがフェラしてるとこ、よく見えるようにしてやるよ」
「……っ」
男はあたしの右足を固定していたガムテープを破り、解放された足をつかんだ。そして秘所に陰茎を入れたまま、あたしの身体を横向きにし、そのまま足を引っ張って一年生の女子たちの方に向けさせる。手を縛られたまま横向きに伏せているあたしの目の前で、葉月が男に奉仕していた。そして、泣き出しそうになっている一年生の残りの二人から、あたしのからだが丸見えになる。おっぱいも、男とつながっている秘所も──。
「えー、何その体位、AVみたーい」
三年の女子たちが喜びながらあたしの姿をスマホに収める。あたしは右足を閉じようとしたが、男にがっしりとふくらはぎを掴まれ、びくともしなかった。
「松葉崩しだろ? これ奥まで入るんだよなあ」
「ああん……っ! お、奥やめてぇ……っ」
男が陰茎を奥まで突き入れてきて、あたしは艶を帯びた声を上げてさせられてしまう。一年生たちの目の前でこんな恥ずかしい姿見せたくないのに、男のものが奥に当たるたびにあたしは声を抑えられない。
「ああっ……あんっ! そ、そこばっかり、しないでぇっ……」
あたしの制止を無視して、男は何度も奥を突いてくる。快感にからだを蕩けさせられてしまったあたしは、男になされるがままだった。
「んぐっ……んんっ……」
葉月の苦しそうな声が聞こえてそちらを見ると、彼女はもうひとりの男に頭を掴まれ、口に陰茎を入れて無理やり動かされていた。
「あー、こいつフェラ下手すぎ。全然ダメだわ」
「や、やめてっ、葉月にひどいことしないでっ!」
犯されながらそう懇願するあたしを、男は一瞥して、葉月の頭を離した。葉月はうつむいて咳き込みながら、床によだれを垂らす。
「なあ、もうこいつヤっていいか?」
男は葉月を見下ろしながら、三年の女子の方にそう言った。
「えー、どうしよっかなあ。葉月ちゃんヤってあげる? あいつのことイかせてあげたら、凪沙ちゃんが相手にするの一人で済むかもよ?」
「ダメっ、あたしがするからぁっ! あたしには何してもいいから、葉月にはしないでっ!」
「美沢には聞いてねえんだよ」
女子があたしの無防備なお腹を蹴ってくる。痛みと吐き気がこみ上げて、声が詰まる。それでもあたしはえずきそうにながら葉月に言った。
「は、葉月……だ、ダメ……、あたしは、いいから……」
葉月は目に涙を溜めてあたしの方をちらりと見て、それから心を決めたように言った。
「わ、わかりました、ボクのこと、好きにしてください……っ」
「マジかよ、やったぜ。やっぱ使用済みより新品のほうがいいからな」
「だ、だめっ……おねがい、やめて……」
「じゃあ脱ぎ脱ぎしようねー」
あたしを無視して、女子たちは葉月を取り囲む。そしてあっという間に、一度着た服をまた脱がされてしまう。葉月は胸と秘所を隠しながら、布団の上に座り込んだ。
「きゃっ!」
男は葉月を突き飛ばして、獣のように覆いかぶさる。そして胸と秘所の手を引き剥がし、彼女のからだをねめ回した。
「ちぇ、貧乳かよ。俺もそっちの子みたいにエロい体したのとヤりたかったな」
「文句言うなよ、ヤれるんだから。なあ?」
あたしを犯している男が、見せびらかすようにあたしの胸を揉む。葉月に無理やり相手をさせるだけでなく、下品な品評までする男たちを、あたしは睨みつけた。
「こっちの具合は……見ろよ、もうびしょびしょだぞ」
「……っ!」
葉月は恥ずかしさに耐えるように、目をぎゅっとつぶる。女子たちは男の指で広げられた葉月の秘所を見ながら、口々に勝手なことを言う。
「ほんとだー。フェラさせられて感じちゃった? それとも、凪沙ちゃんがレイプされてるの見て興奮しちゃったのかな?」
「えー、マジー? ドMの変態じゃん」
「ち、ちがう……そんなんじゃ……」
葉月は弱々しく否定するが、女子たちは聞く耳を持たない。男は葉月の秘所を指で軽く触ってから言った。
「これなら前戯なしで挿れられそうだな。さっそく後輩JKのおまんこいただきまーす」
「やめてぇっ!」
あたしの悲痛な叫びもむなしく、男は葉月の秘所に勃ったものをあてがい、ゆっくりと挿入した。あたしのために後輩が犯されているのを見ていることなんてできなくて、あたしは目をそらす。
「うぐ……んっ……ああっ……」
葉月のつらそうな声が聞こえる。やがて男のものがすべて入ると、男は満足げな声で言った。
「締まりがキツくて最高だ……。でも膜なかったぞ」
「ふーん、じゃあ処女じゃなかったのか。ヤりまくっても良かったじゃん」
女子のその言葉に、葉月の表情が暗くなる。何か嫌な記憶を思い出したみたいだった。処女じゃないとしてもあまり経験がないのか、葉月は男のものを挿れられて苦しそうにしていた。
男はそんな彼女の様子に構わず、ゆっくりと抽送を始める。
「う、動かないでぇ……あぐっ……!」
葉月の懇願も男は無視して、自分の快楽のためだけに腰を振る。身勝手な男たちに、あたしは憎悪の眼差しを向ける。
「あんたたち……っ、絶対許さない……っ」