「あ、あたしの、ちくびとおまんこ、いじってください、おねがいします……っ!」
あたしのその言葉に、男たちの下品な笑い声が響く。
「ずいぶん素直になったなぁ。ほら、ご褒美だ」
「きゃうぅっ!」
男はずっと触っていなかったあたしの胸の先っぽを、指で強く弾いた。痛みとずっともどかしかった場所への刺激に、あたしは子犬のような声を上げてしまう。
「ご褒美をもらったらどうするんだ?」
男はしつけをするようにもう一度乳首を弾いてくる。あたしはあそこからとろっと液体がこぼれるのを感じながら、必死に男の求める言葉を口にする。
「ひゃうっ! あ、ありがとうございます……っ!」
あたしが従順に男たちに言葉を返すと、男たちは容赦なくあたしのからだをいじめ始めた。焦らされていた乳首に筆先が触れてすばやく擦り、想像通りの快感をもたらしてくる。そして、あそこにも……。
「ああん……っ!♡ そ、それ、だめぇ……っ!♡」
一本の筆は上の突起をくすぐって、もう一本の筆が割れ目を撫でてくる。あたしの口からは、自分でも信じられないような甘い喘ぎ声が出てしまっていた。
「へへ、ちょっと焦らしただけですぐ媚びやがって。うわべだけ生意気な面して、本性はマゾの変態だな」
男にバカにされてるのに、あたしはからだ中の快感を受け止めるのにせいいっぱいだった。おっぱいもあそこも、とろけるくらい気持ちよくて……もう卑怯な痴漢たちにイかされるのは嫌だって思ってたのに、だんだん近づいてくるその感覚を、受け入れてしまいそうになる。
「ちゃんとお前の弱点も弄ってやるよ」
弱点……もう、おっぱいもあそこもいじられてるから、男たちがいじろうとしているところは想像がつく。そこをいじられるって分かっていても、手足を縛られたあたしには何もできない。さっきたっぷりローションを塗りたくられた両方の耳に、筆が入ってきて、中をかきまわしてくる。
「はうぅ……っ、み、耳やめてぇ……っ!♡ 」
知らない男に触られるだけで声を漏らしてしまうような敏感な場所を、ローションでさらに感じやすくさせられて、筆でいじめられて……あたしが男たちにされるがまま身もだえすると、手足の拘束がぴんと張って、それを抑え込んでくる。
「へへ……ローションはまだまだあるからなあ。たっぷり塗りたくってやるよ」
「あっ……!♡ だ、だめぇ、もうそれ塗らないでぇ……っ、ん……っ、あ……っ♡」
ローションが肌に吸収されてくると、男たちは筆にその液体をつけて、またあたしのからだに塗りつけてくる。もう撫でられるだけでびくっと反応してしまうくらい、全身が敏感になってるのに……耳も、首筋も、わきも、おっぱいもあそこも、あの冷たい液体で湿らされて、もっと敏感にさせられて、からだ中が性感帯みたいになってしまう。
「ああんっ!♡ んんっ、あっ、はうぅ……っ♡ ああっ! んんん……っ!♡」
男たちに媚びるような甘い喘ぎ声を漏らしながら、あたしはつま先まで反り返らせる。からだの中で快感が暴れて、どうしようもなくなってしまう。イかされるのはあんなに嫌だったのに……あたしはもう我慢するどころか、またそうなりたいと思ってしまっていた。
でも……。あと少しでイってしまいそうなのに、筆の柔らかい刺激だけじゃ、足りない……。もっとあそこを強く刺激されたらイけるのに……。
あたしの反応を見てか、男のいやらしい笑い声が聞こえたかと思うと、いきなり耳元に虫の羽音のような音が聞こえてくる。さっきあたしのからだをいじめていたマッサージ器の音だった。まだどこにも当てられていないのに、その音だけであたしはびくっとからだを縮こまらせて、あそこが切なくなってしまう。
あの機械をあそこに当てられたら……。あたしはいやでもそんなふしだらな想像をしてしまう。
「そろそろまたこれが欲しくなってきたんじゃないか?」
「……っ」
あたしの心を読んだように、男はあたしの耳元でささやいた。さっきまでのあたしなら、口先だけでも「違う」って言えたのに……卑怯な男たちに責められて、屈服させられたあたしには、もう男の言葉に歯向かうことはできなかった。
「はい……ほしいです……」
あたしがか細い声でそう言うと、男たちの笑い声が聞こえる。
「ならどうすればいいか分かってるよなあ?」
あたしは男が何を言おうとしているのかすぐに分かった。あたしに、また「おねだり」をさせようとしてる……。あたしがもう男たちに抵抗できないのをいいことに、卑猥な言葉を言わせて、あたしを辱めようと……。
でも、あたしはもう我慢なんかできなかった。言われた通り、あたしは男にえっちなおねだりをしてしまう。
「あ、あたしのおまんこ……、で、電マでいじって、い、イかせてください……!♡」
あたしがそう懇願すると、男たちはゲラゲラ笑う。
「へへ、あんなに睨んでたのに、痴漢にイかせてほしいっておねだりするとはなあ。とんだマゾの変態JKだな」
「……っ」
自分でもそんな風に思っていたせいで、男の言葉が、あたしの心に突き刺さる。こんなこと、絶対嫌だったのに……。でも、そんな気持ちも、男があたしのあそこにマッサージ器を当てはじめるとすぐに快感に押し流されてしまった。
「ああんっ!♡ そ、それぇ……っ!♡」
卑劣な男たちに懇願してまであたしのからだが求めていた刺激を与えられて、あたしはすぐにイってしまいそうになる。筆でくすぐられているせいで、からだ中の皮膚には柔らかい快感がずっと走っていた。耳も、わきも、おっぱいも、その先っぽも、全部気持ちよくて、あたしは──。
「まだ我慢しろよ。イったらお仕置きだからな」
「……っ、そ、そんな……っ!」
イかせてほしいっておねだりしたのに、まだイけないなんて……。あたしは何も考えられずに、男の命令に従って、絶頂しそうになるのを何とか押しとどめようとした。あたしにそう言ったのに、男はあたしの秘所のマッサージ器の出力を上げて、刺激を強くしてくる。
「んん……っ!♡ だ、だめぇ……、つよくしないでぇ……!♡」
あたしは奥歯をぎゅっと噛んで、襲ってくる快感の波に抗おうとする。男の「イっていい」という言葉をあたしは待っていたのに、男は何も言わずにあたしの陰核にマッサージ器を押し当てた。
「あああっ!♡ そ、それやめてぇっ!♡ お、おねがい、ゆるしてぇ……! も、もういっちゃうからぁ……っ!♡」
恥ずかしさも忘れて、あたしは必死に男にお願いした。男たちはそんなあたしの姿をあざ笑いながら言ってくる。
「今イったらお仕置きだぞ?」
「そ、そんなぁ……っ!♡ も、もうだめぇ……っ!♡」
お仕置き……そんなのもう嫌なのに、さっきまでイきたくてうずうずしていたあたしのからだが、我慢できるはずなんかなくて──。
「ん、んああああああぁぁぁぁっ!♡ ら、らめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ────っ!!♡」
あたしは男の言葉に背いて絶頂してしまう。男たちにずっと焦らされて、自分でも我慢したせいで、もう何も考えられないくらい気持ちよくて……あたしはからだを反り返らせながら、いやらしい声をあげてしまう。男たちはあたしをいつまでもイかせ続けようとするように、あそこやおっぱいの先っぽや耳をいじってきて、あたしは絶頂したまま何度もからだをびくびく震わせた。
「も、もうやめてぇぇぇっ!♡ い、いってるからぁっ!♡」
そう言っても男たちはやめてくれない。収まりそうになるたびに、陰核に強くマッサージ器を押し当てられて、おっぱいの先っぽと耳を乱暴に筆がいじってきて、また気持ちよくされて……それを何度も繰り返されて、あたしはずっとイかされ続けてしまう。
あたしがだんだん弱々しい反応しかしなくなると、男たちはやっとあたしのからだをいじるのをやめた。息を荒げてベッドに横たわっていると、男はあたしのアイマスクを外した。
「……っ」
自分のからだが目に入ってしまい、あたしは恥ずかしい気持ちになる。おっぱいの先っぽはいじられ続けてぴんと尖ってしまっていて……しかも、男たちに塗られたローションで全身がぬめぬめと光っていた。
「あうぅ……っ!」
そばにいた男があたしの乳首をぎゅっとつねってあたしに言った。
「おい、何勝手にイってるんだ?」
「ご、ごめんなさい……っ」
痛みに泣きそうになりながら、あたしはみっともなく男に謝ってしまう。理不尽な男の言葉にも反抗しないあたしの態度に、男たちは獲物をいたぶろうとするような笑みを浮かべていた。
「へへ……どんなお仕置きがいいだろうなあ。このまま外を歩かせてやっても面白そうだな」
「……っ、そ、それはやめて……っ! も、もう恥ずかしいの、やだぁ……っ」
裸で外を歩くなんて、考えただけで怖くてからだが震えてしまう。もしさっきみたいに、たくさんの人に見られて写真を撮られたりしたら……そんなこと耐えられない。
「お前に拒否権なんかねえだろ」
男はまたあたしの乳首をつねった。でも、もうあんなに恥ずかしいのだけは、いやだ……。痛みに耐えながら、あたしは必死に男に言う。
「きゃうぅ……っ! お、おねがいします……っ、それだけはゆるしてください……ほかのことだったら、するからぁ……っ」
男は、あたしのそんなみじめな姿に笑いながら言った。
「へえ。じゃあそのいやらしい体使って俺たちを満足させてくれよ」