男は葉月を休ませることもせず、掴んだままの彼女の腕を引っ張って、指導室の机のそばに立たせた。そして、彼女の両手を机の上につかせる。
「そのままじっとしてろよ」
男は薄ら笑いを浮かべながら、葉月の背後に回り込んだ。男は彼女の露出したおしりを撫でながら、自らのジャージをずりさげて勃ったものを取り出す。
「……っ、いや……っ」
男の太く大きくなったそれを見て、葉月は嫌でも痴漢にレイプされたときのことを思い出してしまう。トイレの個室で痴漢のもので犯され、辱められて、中に出されたことを……。このままじゃ、この男に犯されて、またあんなことをされてしまう……。葉月は男から逃げようとしたが、男は彼女の腰をつかんで逃げられなくする。
「おい、じっとしてろって言ったよな? それともあのエロ動画がどうなってもいいのか?」
「……っ」
男がそう言うと、葉月はぴくっと肩を震わせてすぐに抵抗できなくされてしまう。彼女はうつむきながら、男に言われたとおり机に手をついたまま、少しおしりを突き出すような姿勢で立ち尽くした。男は彼女のそんな態度にほくそ笑みながら葉月に言った。
「へへ……たっぷり犯してやるからなあ」
男の言葉に、葉月のからだがわずかに震える。いつも生意気な葉月が、男を怖がっている──それを感じ取った男は、笑みを深くする。そしてさらに恐怖を与えるように、固くなったそれを彼女の秘所の入り口にあてがった。
「ほら、入れるぞ?」
(……っ、やだ……、ボク、ほんとにまた犯されちゃう……っ)
男の固く太いものを入れられて、乱暴にされたら……葉月はそんな想像をして、目をぎゅっとつぶる。男は思い通りに怯える葉月に陰湿な笑みを浮かべながら、少しずつ彼女の秘所の中にそれを挿入しはじめた。
「……っ、うぅ……っ」
男の硬いものが、彼女のからだの中をかき分けながら犯していく。からだを内側から押し広げられるような感覚に、葉月はうめき声を漏らす。彼女が必死に息苦しさを我慢しているのに、彼女の秘所は濡れそぼってしまっているせいで、男のものは滑るように侵入してくる。
男のものがすべて入りきらないうちに、葉月の小さな膣はいっぱいになってしまう。それなのに、男は彼女の秘所にそれをねじ込もうとし続けていた。
「……っ、も、もうやめて、入らないから……っ」
息を乱し、顔を真っ赤にしながら男に訴える葉月に、男はニンマリと笑う。そして、少し彼女の秘所から陰茎を引き抜いたあと、勢いよくそれを押し込んだ。
「きゃうぅぅ……っ!」
からだの信じられないほど奥深くまで男のものに犯される感触に、葉月は子犬のような悲鳴を上げる。からだを引き裂かれるような苦しさに、葉月はうまく息が吸えなくなってしまう。男はそんな彼女をさらにいたぶろうとするように、その硬いものを動かした。
「あうぅぅ……っ! う、動かさないでぇ……っ!」
男が少し動くだけで、葉月の秘所はパニックを起こしたように男のものを締め付ける。葉月はあまりの苦しさに、目に涙を溜めて男に懇願した。
「おいおい、ずいぶんしおらしくなったなあ。毎日オナニーしてるような変態なのに、チンコ入れられるのは慣れてないのか?」
男が彼女の制止を聞くはずもなく、葉月を辱める言葉を口にしながら、男は彼女の秘所をいじめ続ける。葉月は耳まで赤くしたまま、いやいやをするように首を振った。男は、いつも自分に楯突いてくる女子高生をいたぶっていることにたまらない征服感を感じながら、彼女の秘所に陰茎を出し入れし始めた。
「あ……っ、あぐっ! あぅ……っ、んああ……っ!」
男のものが出ていくと、葉月はからだの中身が引っ張り出されているかのような気持ち悪さを感じる。息苦しさが和らいだかと思うと、またすぐに男のものが奥まで入ってきて、息もできないほど苦しくなって……汗が葉月のなめらかな背中の肌を伝って落ちていく。
「へへ、キツキツで最高だな。お前はいつも生意気だからなあ。ずっとこうやって犯してやりたいと思ってたんだよなあ」
「……っ」
コーチの男が女子の陸上部員をいやらしい目で見ているのは知っていたが、まさか自分までそんな目で見られていて……しかも、ひどいことをする妄想の種に使われていたなんて……。葉月は恥ずかしさと悔しさが入り混じった気持ちになる。男はそんな葉月に構わず、想像通りに彼女をレイプしていることに満足しながら、彼女のおしりに腰を打ちつけ続けた。
「あ……っ、ん……っ、んんっ! あん……っ!」
葉月は何の抵抗もできず、男のものに突かれてからだを揺すられる。最初の方こそ、奥まで男のものを入れられるたびに苦しくて仕方なかったが……男に出し入れされるたびにその感覚は薄れていっていた。葉月の秘所は男のものの滑りをよくするように再び愛液を出しはじめ、彼女の口からは湿っぽい声が漏れ聞こえてくる。男はそのことに気づき、また葉月を言葉で辱めようとする。
「へへ……おいおい、中がヌルヌルしてきたなあ。まさか、レイプされて感じてるんじゃないだろうな?」
「……っ」