「や……っ」
男たちはあたしをベッドに寝かせ、腕を取って手錠のようなものでポールにくくりつけた。力の入らないあたしは、抵抗することもできずになされるがままにしていると、電車内でされたように無防備な格好で縛られる。男たちはあたしを囲んで、今までに散々見たあたしのからだを、まだいやらしい目で見下ろしていた。
「へへ……ほんと男好きするエロい体だな。いくら弄っても弄りたりねえ」
「……っ」
すぐに男たちの手が伸びてきて、あたしの体を触りはじめる。電車でやられたように、胸やおしりや秘所、背筋や首筋、耳やわき……からだのいろんなところを愛撫されて、柔らかい快感が襲ってくる。
「んっ……んぅ……やぁっ……!」
あたしが男たちに屈したくないと思っていても、何度もイかされたからだは男たちの手つきを敏感に感じ取ってしまう。電車で痴漢されていたときよりも男たちの責めを我慢できず、あたしは声を漏らしながら、からだを揺すった。
男の一人がカバンからマッサージ器を取り出して、スイッチを入れる。そしてあたしのおっぱいの横側に当てて、ゆっくりと動かし始めた。
「あっ……やぁ……、ん……っ」
男の持つ機械は、あたしのおっぱいをもみほぐすようにじっくりと移動してくる。今までの乱暴な責めとは違う、柔らかい刺激にあたしは気持ちよくなってしまいそうになる。縛られて、無理やりされてるのに……。あたしがその感覚を無視しようとしていると、機械が敏感な場所に押し当てられる。
「ああんっ!」
あたしの口から甘い声が出てしまう。マッサージ器のせいで、おっぱいが敏感になってるような気がする……。
「へへ……電マは気持ちいいか?」
「……っ、ちがう、気持ちよくなんかない……っ」
男に見透かされるように言われ、あたしは首を振る。そんなあたしに、もっとその感覚を味わわせるように、別の男が同じ機械を取り出してあたしのわき腹のあたりに当てた。機械はあたしの体を下へとなぞり、男たちに乱暴に扱われた秘所の近くをかすめる。そしてあたしを焦らすように、内ももや下腹部を円を描くように刺激する。
「ああっ……ん……っ、あっ……」
男はわざとあたしの一番敏感なところに当てないで、その周りに当ててくる。さっきまで何回もイかされてあんなに辛かったのに、あたしの秘所は刺激を欲しがるようにきゅんっと反応してしまう。
「きゃうっ!」
あたしの体を撫でていた男がいきなり乳首を指で弾いてくる。予想していなかった刺激に、あたしはからだをびくん、と震わせる。そしてあたしの表情を楽しむようにじっくりと観察しながら、男はさっき弾いたあたしの胸の先っぽを指でこね回し始める。
「あっ……んっ……」
両方の胸をむしばんでくる快感をなんとかそらそうとしていると、男はあたしのさらけ出された左のわきに舌を這わせてきた。
「へへ……エロい腋だなあ。しかもたまらない匂いがする」
「やっ……な、舐めないでぇ……」
男に辱められながらわきを這う感覚に耐えていると、男はあたしのその場所にキスするように唇を押し当てた。そしてあたしのわきを皮膚を吸い始める。
「い、いやぁっ!」
汗ばんでいるそこを嗅がれたり舐められたりするだけで恥ずかしいのに、男はあたしの汗を吸い出そうとしてくる。そして男の唇の間で舌がうごめき、あたしのわきの味を舐め取っていた。
「へへ、JKの腋は何度味わっても最高だな。特にお前は甘酸っぱくていやらしい味がするぞ」
「……っ」
気持ち悪さと恥ずかしさであたしは言葉を失ってしまう。あたしが気を取られていると、別の男があたしの足を持ち上げ、靴下を脱がせた。そしてそのまま顔を近づけてくる。
「や、やめて……っ」
男たちに痴漢され、乱暴に犯されたせいで、あたしの足は蒸れてしまっていた。男はその足を嗅ぎ、味わうように舌を這わせてくる。
「んー、JKのフェロモン、たまらねえ」
「やだ……っ!」
男は舌で足の裏を舐めてから、指の間を一本一本這わせてくる。あたしの匂いをさらに求めるように、親指を舐めしゃぶる。足を舐められるくすぐったさと恥ずかしさに、あたしは無駄だと分かっていても身をよじって逃れようとした。
「ああ……っ、んあ……っ、あんんっ……!」
男たちに恥ずかしいところを責められているのに、あたしの秘所は疼き、限界が近いことを知らせてくる。縛られているせいで体の反応を抑えられず、男たちにもそれがバレてしまう。
「おいおい、またイくのか?」
「……っ」
こんなひどいことをされてるのに、あたしのからだは男の思い通りになってしまう……。それが悔しくて、あたしは何とか我慢しようとした。でも、男たちはあたしの表情を見ながら、ニヤニヤ笑ってマッサージ器の出力を上げる。そしてずっと焦らしていた機械をあたしの陰核に少しずつ押し当て始めた。
「あぁぁぁっ……! こ、これだめっ……!」
秘所への刺激に、体をそりかえらせる。あたしのあそこはその刺激を待っていたかのように、激しく震えて液体を垂らした。イきたくなんかない……。ずっとそう思ってるのに、気持ち悪いはずの男たちの責めにあたしは感じさせられてしまう。男は何度も機械を押し当てるのと離すのを繰り返して、あたしを少しずつ絶頂に追い込んでくる……。
「んぅ……! うう……っ! い、いやっ……」
あたしが奥歯を噛んで我慢していると、男はまた機械をあたしの陰核に押し当ててくる。機械はずっと、あたしのそこから動かなかった。男が機械をまた離してくれると思っていたあたしは、からだを悶えさせながらあられもない声を上げる。
「だ、だめぇっ! い、イっちゃうっ、イっちゃうぅ……っ!」
それでも男はあたしのあそこに押し当てた機械を離さないで……あたしは、また達してしまう。
「い……っ、ひゃ、んんんぁぁぁぁぁぁ──っ!!」
あたしはまた大きく体を跳ねさせる。男たちはあたしの反応を楽しむように、あたしがイっている最中も機械を当て続けた。あたしは男たちの思い通りに腰を何度も痙攣させて、からだ中で暴れる快感に踊らされてしまう。
あたしのからだの反応が小さくなると、男たちは機械をあたしから離した。あたしは縛られたままのからだから力を抜き、ぐったりと横たわって息をついた。
「はぁ……っ、はぁ……っ」