あたしはからだを揺すって男の手に抵抗しようとしたけど、男たちに挟まれて、手をつり革に拘束されているせいでほとんど意味がなかった。男がシッパーを引き上げると、スカートにスリットが入って前後で分かれてしまう。
もともと短いスカートなのに、もっと心もとない格好にされて……それに、さっき下着を脱がされてしまったから、もしスカートをめくられたら、何人もの痴漢の前で……ほかの誰かにも見られるかもしれない電車の中で、あそこがさらけ出されちゃう……。
あたしは男がそんなことをしないように願った。でも男はあたしの心を読んだみたいにニヤニヤ笑いながら、スカートをめくり上げて、すそをそのウエストのところに挟んだ。
「……っ、やだぁ……っ!」
「へへ……こんな格好してるからヤリマンなのかと思ってたが、綺麗なマンコしてるなあ」
男がさらけ出されたあたしの秘所を見ながら、そう言った。痴漢たちの視線もあたしのあそこに集まってくる。スマホのカメラもそこに向けられて、それからあたしの顔と秘所を同時に映しはじめた。あたしはカメラを睨みつけたかったけど、いちばん恥ずかしいところを撮られてると思うと、そんなこともできなくなってしまう。
「なかなか初々しい色合いじゃねえか。でもいやらしいマンコだな。ぐちょぐちょにしてやがる」
男はあたしの秘所の前にかがみ込み、じっくりと観察を始める。あそこの割れ目は、男子と痴漢にいじられたせいで濡れそぼっていて……見られてるのを意識すると、きゅっと反応してしまう。
「み、見ないで……っ」
立っていられないほど恥ずかしくて、卑怯な男たちの前であたしはそんな弱音を吐いてしまう。男はそんなあたしのあそこの反応をさらに楽しもうとするみたいに、さっき乱暴に扱われた陰核を、くすぐったりゆっくりとしごいたりしてくる。その責めに、あたしのあそこはひくひく動いて、とろっとした液体を出してしまう。
「へへ……ヒクヒク蠢いて誘いやがって。処女みたいな色合いのマンコのくせに、やっぱり変態だな」
「……っ、そんなこと言わないで……」
秘所を品定めするような男の言葉に、あたしは恥ずかしくて声を震わせる。
「おいおい、さっきまでの威勢はどうした? そんなにマンコ見られるのが恥ずかしいか?」
「……っ」
けしかけるような男の言葉にも、あたしは何も言えずにうつむく。すごく恥ずかしくて、早くこの時間が終わってほしくて……でも、男たちはいい気になって、そんなあたしをもっと辱めようとしてくる。
「もっとよく見えるようにしてやるよ」
左に立っている男がそう言って、あたしの片足を持つ。抵抗しようとしても、恥ずかしさのせいでうまくからだに力が入らなくて、あたしは男に足を上げさせられて片足立ちになってしまう。
「……っ、だめぇ……っ!」
足を開かされてるせいで、あそこもおしりも見える状態になって……電車の中で恥ずかしいところを全部さらけ出されるなんて、頭がおかしくなりそう……。でも、男の一人はあたしのもう片方の足を少し持ち上げて、床に落ちたあたしのショーツを奪った。
「へへ……清楚なパンツだなあ。でも愛液でビショビショなせいで台無しだな」
「か、返して……っ!」
それがないと、こんなに短いスカートを履いてるのに、下着もなしで歩くことになっちゃう……。それなのに、男はそれをどこかにしまい込んでしまう。あたしがショーツに気をとられていると、かがんでいる男は秘所に顔を近づけて匂いを嗅ぎはじめた。
「ん〜、蒸れたマンコは濃厚なメスの臭いがしてたまらねえなあ」
「……っ、そんなところ、嗅がないでぇ……っ!」
痴漢に触られたせいで、あたしのあそこは汗と愛液でぐっしょりになっていた。そんな状態のあそこの匂いを嗅がれるなんて恥ずかしすぎる……。あたしは顔を真っ赤にしながら目をぎゅっとつぶる。でも、男はあたしの割れ目を二本の指で広げたかと思うと、舌をそこに沿わせてきた。
「ひゃ……っ! 」
「ん〜、ムレムレのマンコ、生臭くてうめえ」
男は気持ち悪いことを言いながら、あたしのその味をもっとほしがるように舌をあそこの中に入れてくる。指よりも熱くて、ぬるぬるしたものが入ってくる感触に、あたしは声をあげてしまう。
「いやぁ……っ!」
わきもおっぱいもあそこも、男たちに責められて、あそこから愛液があふれ出す。舌はそれをすくい取りながら、入り口や中を舐め回してきて……熱くてざらざらしたものに擦られるだけで、あたしはからだをびくびく震わせながら、身もだえした。
「んん……っ、あぁ……っ、やぁ……っ!」
「恥ずかしいことされてるのにずいぶん感じちゃってるねえ。やっぱりこういうプレイが大好きみたいだねえ」
後ろの男があたしのおしりを触りながら、耳元でそうささやいてくる。おっぱいもあそこもさらけ出して、男たちにからだを触られるなんて、嫌に決まってる……。あたしは首を振って、男の言葉を否定する。
「ち、ちがう……っ、あ……っ、ん……っ!」
「まだ素直になれないみたいだねえ。じゃあこっちもいじってあげるよ」
そう言って、男はあたしのおしりの穴に指をぐりぐりと押しつけてくる。
「な……そ、そんなとこ、やめて……っ!」
あたしは男の指を拒もうとしたけど、片足立ちの状態じゃ、うまく力が入らない。それにさっきからずっと周りをいじられてたせいで、そこはほぐされてしまっていて……男の指が少しずつ、あたしのおしりの穴に入ってくる。
「い、いやぁ……っ!」
おしりの穴に指を入れられるなんて、信じられない……。そんなところ、男子にも触られたことないし、自分でも触ったことがないのに……。でも、男の指はあたしのおしりを押し広げながら、ゆっくり侵入してくる。その気持ち悪い感触に、あたしはからだをくねらせてもだえた。
「んっ、ああっ! お、おしりやめて……っ!」
「へへ……まだちょっとしか入れてないのに、体ビクビクさせちゃってるねえ。強気な子はアナルが弱いって言うけど、ほんとなんだねえ」
男はあたしのおしりの中をほじくるように、指を動かす。絶対に誰かに触らせちゃいけない場所なのに、そこに指を入れられて、べたべた触られて……とてつもなく恥ずかしいし、異物感や息苦しさも感じる。でも、同時に味わったことのないようなぞわぞわという感じが、からだの中に流れ込んできて……その感覚に、おなかの下のあたりがきゅうっとうずいてしまう。
「ああん……っ! そ、それだめぇ、やめてぇ……!」
「おやおや、ずいぶんかわいらしい声が出ちゃってるねえ。おしりがそんなに気持ちいいのかな?」
ちがう、こんなの気持ちいいはずない……。それなのに、男の指が動くたびに、あのきゅうっという感じがして、あそこからはいやらしい液があふれ出してきてしまう。あたしは甘い声を漏らしながら、秘所の前にかがみ込んでいる男の目の前で、何度も何度もそこを痙攣させてしまって……。
「またイキそうになってるなあ」
「……っ!」
男には、そのことを見破られてしまう。男は立ち上がって、あたしの顔をニヤけながら見下ろしてくる。
「ただイかされるだけじゃ、お前もつまんねえだろ?」
あたしを絶頂させることくらいなんてことない、みたいな言い方をする男を、あたしは勇気をかき集めて睨む。でも、あたしのそんな態度は、あたしをいじめ尽くそうとしている男たちには逆効果で……男は獲物を追いつめて楽しむみたいな笑みを浮かべながら、あたしの秘所に指を入れてきた。
「……っ、いや……っ」
男の指が、あたしのあそこの中を、何かを探すようにつつき始めた。男が何を探しているのか、あたしは分かってしまって……もし男にそれの場所が知られてしまったら、きっとそこをいじめられる……。男の指がそこに近づくと、あたしはからだの反応を抑えようと必死になる。でも、指があたしの秘所の上の方のある部分に触れた瞬間、あたしはびくん、と腰を跳ねさせてしまう。
「あ……っ!」
「Gスポもちゃんと開発済みだなあ。ここをいじめたら女がどうなるか知ってるか?」
あたしはそれを想像して、血の気が引く。男子たちにされたことがあるから、あたしはどうなるか教え込まされていて……もし、電車の中でそんなことをされたら、恥ずかしいどころじゃない……。
「そ、それはやめて……、おねがい……」
あたしはもう痴漢を睨むことなんかできなくて、上目づかいに見ながらそう口にしてしまう。
「へえ。やめてほしいならもっと言い方があるだろ?」
「……っ」
こんな卑劣な男たちに、媚びなきゃいけないなんて……。でも、絶対にこんな場所で、あんなことされるわけにはいかない……。あたしは屈辱的な気持ちになりながら、男が求める言葉を口にした。