【凪沙・処女喪失凌辱 #02】男子にからだをまさぐられて……

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「ほら、こっち来いよ」

「きゃっ」

 男子はあたしの腕をつかんで、ぐっと引き寄せた。乱暴な手つきに腕が少し痛くなる。男子とあたしが立っている窓のすぐ下は校庭になっていて、部活中や下校途中の生徒が何人か見えた。ここは二階だから、振り向いたら見えちゃう……。あたしがカーテンを閉めようとすると、男子はつかんだままのあたしの左手に力を込めて押しとどめた。

「閉めるなよ。お前がエロいことしてるの丸見えにしといてやるからな」

「……っ、ほんと最低……」

 あたしが言うと、男子はいやらしい笑みを浮かべる。そして、あたしを窓際に立たせたまま、男子はあたしの背後に立ち、後ろからあたしの胸に手を伸ばしてくる。

「……っ、ちょっと……!」

 男子の手が、ブラウスとブラの上からあたしのおっぱいを揉んだ。あたしがからだをよじってやめさせようとすると、男子はあたしの耳元でささやく。

「おい、抵抗するなよ。俺はいつ紗倉のエロ動画をバラまいてもいいんだぞ? もしかしたらその動画で、別のやつが紗倉のこと脅したりしてなあ」

「……っ」

 男子にそう言われて、からだの力が抜けてしまう。もしあたしが男子の言う事を聞かないと、柚乃がつらい目に遭っちゃうかもしれない……。こんな卑怯な男子にからだを好きに触られるなんて、すごく悔しいけど、あたしには我慢するしかない。

「へへ、ほんといやらしい乳だよなあ」

 男子はそう言いながら、あたしの胸を下から支えるようにして、ねっとりと揉み込みはじめる。痴漢みたいな気持ち悪い手つきに鳥肌が立ちそうになる。男子は服の上からあたしのおっぱいの感触を楽しむように、何度も手を動かしてきた。

「ブラウスもパツパツでいつも透けブラしてるしな。男子はみんな授業中お前のおっぱいチラチラ見て勃起してるんだぞ?」

「うるさい……っ」

 自分でも気にしていることを男子に言われて、顔が赤くなる。あたしはクラスの他の子たちに比べてもおっぱいが大きくて……特に夏服のときは、ブラウスの胸のあたりがぴんと張ってしまっていて、外からはっきり形が分かってしまう。そのせいで、電車の中でも教室でも廊下でも、どこにいても男たちの視線を感じる。気にしないようにはしてるけど、やっぱりいやらしい目で見られてるんだって思うと恥ずかしかった。

「まあ、お前はエロい目で見られて喜んでるのか。こんな短いスカート履いて男喜ばせてるぐらいだもんな」

 男子はあたしのおっぱいを好きに揉みながら、右手でスカートから出した太ももを撫でてくる。あたしは男子の勝手な言い分にあきれてしまう。あたしがスカートを折って短くしてるのは、足が長く見えるし可愛いからで、男子や街中の男のひとを喜ばせようと思ってしてるわけじゃない。柚乃みたいなおとなしい子はちゃんと太ももが隠れるくらいにしてるけど、チアの子はみんなぎりぎり下着が隠れるくらいまで短くしていた。

「そんなわけないでしょ。勝手なこと言わないで」

「へえ。でもお前みたいなのが歩いてたら、周りの男はみんな卑猥な目で見てるぞ。毎朝痴漢されてるんじゃないか? こんな風に」

 男子はそう言いながら、太ももを触っていた手をゆっくり上に移動させて、おしりを撫でた。そして、後ろからあたしの股の間に指を沿わせて、ショーツの上からあそこをそっと触ってくる。

「……っ」

 男子の触り方はほんとに痴漢みたいで、あたしは嫌なことを思い出してしまう。スカートを短くしてるせいなのかは分からないけど、男子の言うとおり、あたしは行きの電車でも帰りの電車でもよく痴漢に遭っていた。足やおしりを触られるだけならまだましで、いま男子がしてるみたいにあそこを触ってきたり、スカートにかけられたりすることもある。気持ち悪いけど、学校でうわさになったりしたら嫌だからあたしはいつも我慢していた。

 薄い布を一枚挟んだところから男子が何度もなぞってくるせいで、だんだんあそこのあたりが落ち着かなくなってくる。反応したら、男子はきっと調子に乗って、また気持ち悪いことを言ってくる……。そう思って抑えようとしてるのに、あそこを刺激されると、痴漢でも嫌いな男子でもからだが反応してしまう。息が少しずつ荒くなってきて、足ももじつかせてしまって……。

「モジモジしてどうした? 痴漢みたいに触られて感じてるのか?」

 やっぱり、男子はそんなことを言ってくる。好きでもない人にからだを触られて感じるはずなんかないのに……。あたしは男子を睨んだ。

「こんなので感じるわけないでしょ。気持ち悪いだけ」

 そう言っても、男子はあたしのショーツの上をしつこく撫でつづけた。そして、胸を揉んでいた方の手で、あたしのブラウスのボタンをぷちぷちと外しはじめる。

「……っ」

 あたしは男子の手を止めようとしたけど、さっき言われたことを思い出して腕を下ろした。抵抗したら、柚乃がひどいことをされるかもしれない……。あたしが反抗しないのを見て、男子はニタニタ笑う。

「へへ……自分の立場が分かってきたか?」

「……っ、あんたって、ほんと最低……っ」

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