電車が次の駅に着くと、男は葉月を電車から下ろしてホームに立たせた。そして彼女の腕を後ろに拘束したまま、ホームを歩かせる。すれ違う人がみんな自分の方を見ているのを感じ、葉月は泣きたい気持ちになる。露出の多い格好をしているだけでも恥ずかしいのに、ホットパンツには自分の潮吹きでできたしみが浮かんでいる。周りからはお漏らししたようにしか見えないだろう。
男は葉月を男子トイレに連れ込み、個室に入って鍵を閉めた。そしてスマホを録画モードにし、葉月のバッグから財布を取り出して、学生証をカメラにかざす。
「星川葉月ちゃんか。凪沙ちゃんと同じ高校の一年生だね」
男のスマホが葉月の体を映す。葉月にはもう男に抵抗する気力は残されていなかった。泣きそうになりながら、自分の恥ずかしい姿が男のスマホに保存されるのを見ていることしかできない。
「葉月ちゃんの痴漢シーンも録ってあるよ。みんな葉月ちゃんでシコれるように、ちゃんと売ってあげるね」
「……っ」
凪沙の動画と同様に、自分の姿も男たちの性欲のはけ口になる──そう考えると葉月はひどい恥ずかしさを感じた。葉月がしゃくりあげると、男はその顔をカメラに収める。
男はさらに財布を広げた。そしてそこから写真を一枚抜き取り、しげしげと眺める。
「見覚えがあると思ったら凪沙ちゃんじゃないか。よく撮れてるねえ」
「そ、それは……っ!」
男の手には葉月と凪沙が並んでとったツーショット写真が握られていた。二人ともチア衣装を身につけている。葉月にとっては、あこがれの先輩と撮った、財布に入れて持ち歩くほど大切な写真だった。
「二人ともチア部なんだね。この衣装もなかなかいいねえ」
葉月が反射的に手を伸ばそうとすると、男は写真を遠ざけた。そして葉月から手の届かないところに置いてしまう。
「ちゃんと帰るときに返してあげるよ」
逃げ場のない個室に閉じ込められた上、彼女の心も逃げられなくされてしまう。葉月がうつむくと、男はホットパンツに手をかけた。
男の手によってズボンがするりと脱がされ、葉月のショーツが露わになる。男の責めで濡らされ、さらに潮吹きまでさせられて、彼女のショーツはぐっしょり濡れていた。男はその場所に顔を寄せ、観察を始める。
「縞パンじゃないか。えっちだねえ」
男にそう言われ、葉月は顔を真っ赤にする。葉月は水色と白の縞模様のショーツをつけていた。こんなことになるなんて思っていなかったから、見られていいような下着をつけてきていなかった。男は興奮したようにスマホを向けた。
「びしょ濡れでスジまで透けてるな。おまんこの形がはっきりわかるよ」
男は指で彼女の浮き出た秘裂をなぞり、陰核の部分を触る。葉月の腰が無意識のうちにその指から逃れるように動いた。
「やぁ……撮らないで……あ──」
男はショーツの撮影を終えると、葉月の腕を掴み、ノースリーブを乱暴に脱がせた。ショーツに合わせた淡いブルーのブラジャーが露わになる。下着だけの心許ない姿にさせられ、その姿もカメラに収められる。葉月は胸の前で腕を組むようにして、恥ずかしさに耐えた。
「ロリっぽくていい下着姿じゃないか。ロリコンの変態たちが飛びついてきそうだ。凪沙ちゃんはいきなり裸にしちゃったから、こんなふうに楽しめなかったけど」
男は葉月の羞恥を楽しむように露出したおなかを撫で、へそを引っ掻く。
「よく引き締まった健康的なおなかだね。おへその形もきれいだし。ここが弱点だなんてねぇ」
「あっ……んっ!」
へそをいじられると、葉月はまた秘所から熱い液体がこぼれ落ちそうになるのを感じた。男は彼女の隠していた手を簡単に引き剥がし、ブラジャーを奪う。葉月は男から乳房が見えないように手で覆った。男は悠々とカメラを構え、その姿を映す。
「やっぱり胸が嫌みたいだね。コンプレックスなのかな?」
「………っ」
男は剥ぎ取った彼女のブラジャーをカメラに映す。サイズが書かれたタグを見て、男はニヤニヤ笑う。
「凪沙ちゃんみたいに大きくないの気にしてるんだ。かわいいね」
葉月はまた泣きそうになりながらうつむいた。男はそんな彼女に容赦なく言葉を放つ。
「早く見せろよ。Bカップの貧乳おっぱい」
彼女は男に情けを求めるように首を振る。しかし男はスマホのカメラを構えたまま、脅し文句を口にした。
「ほら、この写真、えっちなサイトに上げちゃうよ? クラスの男の子が見ちゃったらなんて言うだろうね」
男が手にしたスマホの画面には、痴漢され、羞恥と快感の入り交じった表情を浮かべる葉月の写真が映し出されていた。まるでアダルトビデオのワンシーンのように、写真の中の葉月が快楽を得ているのは明らかだった。
「そ、そんな……」
葉月の眉根が下がる。彼女はしばらく逡巡していたが、やがて覚悟を決めたように手をそろりと下ろした。男のスマホのカメラが彼女の体を食い入るように見つめる。男の目が、彼女の未成熟な胸と、その先にある小さな蕾を視姦する。
「み……見ないで……っ」
彼女がまた隠そうとすると、男は彼女の腕を取り、手錠のような拘束具をはめた。そしてドアの内側の戸あたりに引っ掛ける。葉月は腕を上に縛られたような格好になり、自分で体を隠せなくなる。
「あぅ……やだぁ……」
「凪沙ちゃんに比べるとほんとに小さいね。クラスの男の子も葉月ちゃんのおっぱいじゃシコシコできないな。凪沙ちゃんは学校中の男子がシコってるだろうに……」
「そ、そんなこと言わないで……っ」
男は葉月を言葉で辱めながら、胸をさまざまな形に揉みしだいていたが、突然乳首を弾いた。葉月はびくっと体を震わせる。
「あうぅっ!」
「でも感度は抜群だ」
「や、やぁ……先っぽやだ……! いじらないでぇ……!」
男は葉月の両方の乳首の上で人差し指を何度も往復させる。その刺激に葉月の乳首は尖らされてしまい、葉月は腰を震わせて反応した。手錠が戸あたりとこすれてジャラジャラと音を立てる。また秘所からたらりと蜜が垂れ、ショーツに新しいしみを作るのを感じた。
「ほんとに敏感だなぁ。いつまでもいじっていたくなるよ」
男は葉月の乳首から手を離す。葉月は息をつき、体の力を抜いた。男のスマホのカメラが靴下とショーツだけの葉月の姿と、尖った乳首を映した。
「あぁ……だめ……」
男が葉月のショーツに手をかけ、ゆっくりと下ろす。カメラは少しずつ露わになる秘所と恥ずかしがる葉月の表情の両方を捉え、さらに葉月の羞恥を煽る。濡れたショーツは秘所に張りつき、最後まで離れない。やがて秘所が完全に露わになると、ショーツは秘裂から糸を引いて離れていった。
「糸まで引いてる。ほんとにえっちだね」
男の言葉に反応するように、葉月の秘所がぴくっと蠢く。高校生になったばかりの葉月の秘所はまだ幼ささえ残している。陰毛もまだ生えそろっておらず、秘裂の上部に少しあるだけだった。しかし彼女の秘所はそれに似つかわしくないほど濡れ、いやらしく光を反射している。まるで涎を垂らすように。
男は葉月の秘所を視姦する。鼻息がかかるほど近くで見つめられ、葉月は羞恥で頭がおかしくなりそうになる。男は葉月の秘所に顔を寄せ、匂いを嗅いだ。
「たまんねえ。おしっこといやらしい女の匂いがする」
「か、嗅がないでぇ……」
男に濡らされ、潮吹きさせられた上に、ショートパンツで蒸れたその部分を嗅がれる。葉月は崩れ落ちそうになりながらも、男になされるがままにするしかない。男はさらに葉月の秘所を楽しむように、舌を入れてくる。舌は葉月の愛液を味わうように舐め取り、さらに奥まで侵入する。そしていやらしい音を立てながら、葉月の膣内で暴れ回った。葉月は泣きそうになりながら、ぬるぬるした感触に必死に耐えた。
「あぁぁ……だめぇ……あついぃ……っ」
葉月の秘所からは愛液が溢れ出し、男の舌に吸われていく。男は葉月の秘所をたっぷり楽しんだあと、顔を離した。
「なかなかたまらない味がしたよ。葉月ちゃんも興奮してたみたいじゃないか」
「ち、ちがうぅ……ボクは……あンっ」
否定しようとした瞬間に乳首を弾かれ、子犬のような声が漏れる。体の反応はもちろん、言葉で抵抗することすらできない。葉月は唇を噛んでうつむいた。